シマノのサーチスイマーというスプーンについてまとめました。
「シマノのサーチスイマーってどんなルアー?」「初心者が使って実際に釣れるの?」など今までサーチスイマーを使ったことのない方から持ってるけどあまり釣れたことがない方、もっとたくさん釣りたい方向けのまとめページです。
このページを読んでいただくことで、サーチスイマーがどんなルアーかという基本情報やサーチスイマーで釣るためにどうすればいいかわかります。
管理釣り場で使用するルアーの中で比較的に値段が安めのルアーで初心者でも購入しやすいルアーだと思いますので、この記事を読んでいただきサーチスイマーに対する理解を深めてたくさんトラウトを釣って下さい。
サーチスイマー
サーチスイマーとは薄く湾曲したスプーンのような形状をしているルアーで、本体は金属でできています。
このような形状のルアーをスプーンというのは、もともと食用のスプーンが水に落ちたときに魚を引き付けたからスプーンのような形状のルアーができたといわれています。
サーチスイマーには様々なカラーバリエーションや重さがあり、シンプルながらも魚を引き付ける色彩や迷彩色などの30種類近くのカラーと4種類の重さの使い分けによって活性や水の濁り、季節などいろんな状況に対応した釣りができます。
サーチスイマーの使い方
サーチスイマーをはじめスプーンは、リールを巻くことで水中でアクションを起こします。
サーチスイマーの動きは左右に振れるようにゆらゆらとアクションするウォブリングをしつつ左右に傾くような、正面から見ると時計回り(または半時計回り)に回転するようなローリングというアクションをします。
リールを巻く速度によってアクションする速さが変わったり、早く巻きすぎるとスプーン自体が回転したりします。
この回転してしまうアクションもうまく取り入れるとバイトを誘発する要因になるかもしれません。
基本的には一定速度で一定の層を巻いていきます。
一定の速度でも速め遅めがあったり、層も水面付近や上層、中層、下層などリールを一定の速度で巻くという一つの動かし方でもいろいろな探り方があります。
サーチスイマーは相当ゆっくりリールを巻くデッドスローでもしっかりとアクションをしてくれる設計になっていますので是非ためしてみてください。
また、サーチスイマーの重さの違いでもリールを巻く速さによって泳ぎ方が変わります。
軽いものだと沈むのが遅いためゆっくり探ることができたり逆に重いものだと沈むのが早いため早めに巻いて探ることができるので、実際に使って試してみてください。
はじめは重さは2.2gや2.5gを使ってみてもっと早く、もしくはもっと遅く探ってみたいと思ったら他の重さのものを購入してみるのもいいと思います。
サーチスイマーはリールを巻いているとかすかな振動が手元に伝わります。
この振動に変化があったときはトラウトがバイトしたり、針に藻がついてしまったり、底を引きずっている状態だったり、巻いている時の状態がわかります。
色の使い分け
前章で使い方の解説をしましたが、ルアーの動かし方以外にも魚を引き付ける要素があります。
それはカラーです。同じ状況でもカラーを変更するだけで1時間に1匹しか釣れていなかったのが1時間で2桁釣れるようになったりします。
カラーの使い分けは活性が高いときは派手なカラーがよく、特に表は蛍光の赤やオレンジで裏面がゴールドなどの色が食いつきがよく、逆に活性が低いときは茶色や濃いめの緑などが当たりがでます。
特に放流後などは上記の派手なカラーでたくさん釣れる傾向にあります。
また、黄色系などは警戒心を弱め魚の活性があるかを確認するパイロットルアーとして使うこともあります。
黄色系のカラーで反応があるようであれば派手目のカラーのルアーに切り替えたりという使い方もできます。
どの色を買って良いかわからない時は、はじめは派手系、地味系を揃えるとよいと思います。
派手系はオレンジ金、地味系はブラウンまたはオリーブあたりがあればよいと思います。
あとは使ってみたい色があれば追加していきます。意外とこの色が使ってみたい!というカラーのほうが多少釣れなくてもモチベーションが下がりにくくにあきらめずに色々試したりしてコツを掴めたりするので、お店で実物を見てこれで釣りたい!と思うものを購入するのもいいと思います。
この章のはじめにも触れましたが、前回はこの色でたくさん釣れたのに今回はほとんど反応がなかった・・・ということも結構あるので、カラーは派手目と地味目というような別系統のものを揃えるとよいと思います。
まとめ
今回はサーチスイマーの基本情報や使い方について解説してきました。
サーチスイマーは一定の速度でリールを巻くという初心者の方でも簡単に使えるルアーでありながら、カラーや重さによってさまざまな状況・環境に対応できる万能なスプーンです。
どのスプーンを購入したらよいか迷った際の選択肢の一つとしてぜひ試してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
これからも管理釣り場に関する情報を発信していきますのでお楽しみにしていてください。